オロロンラインは銭函から稚内まで続く縦に真っ直ぐな道だ。
増毛辺りには400mほど登る区間があるが、それ以外は小さな坂がウネウネ波打っている。
坂がクソ嫌いな私からすると、この区間は超腹が立つ。

写真でわかる通りウネウネ波打つ理由は、北海道日本海側に連なる周氷河地形の上に道があるからだ。
大昔に存在した氷河が溶ける過程で大陸を削りこのような地形を形成させた。
それが稚内までの約200kmの巨大な範囲において、いくつも存在するから面白い。
東北で体験したリアス式海岸とはまた別のパターンで、このウネウネ坂道に若干興味を持つが、、、
やっぱり
走る分には嫌いだ。
小平町は海沿いの道だが、羽幌町から若干内陸側を走ることになる。

「いやこれ。ペンギンだろ。」
としか言えない妙な看板を過ぎると、いよいよ夜がやって来た。