越し納沙布に緊急参戦した話

さて、一年の締め括りである。
2018年は宗谷岬で年を越し、たどり着いた変態達と祝い称え楽しんだ。
今年はどうしようか。
宗谷で始まり宗谷で終わるのも悪くないと思っていた。
おそらく去年より年越し宗谷岬の知名度は上がり今年は人が多くなるだろう。
更に去年たどり着けなかったオトンルイ風力発電所やトナカイ牧場、石油風呂なんかもノルマはまだまだ残っている。
楽しいだろうなぁー
年越し納沙布なんて話が滲み出たのは夏旅で道東を走った時。
道中の情報を探していると見つけたワードの中にあったのが″年越し納沙布岬″だった。
しかし、年越し納沙布岬の情報はネット上にはほとんど転がっておらず、かなり手こずる。
自分が見つけた記事といえば
年越し納沙布ライダーの動画4つ
車で訪れた方のブログ
根室市公式のバスツアー
以上の3つだけ。TwitterやFacebookで探してみると毎年参加してる方はいるようだが、参考にできるような情報はヒットしなかった。
自転車で行った奴なんて論外。年越し宗谷岬に比べて圧倒的に情報不足だ。
そんな中、道東は特徴的な気候だとわかる。
道東は日高山脈による力で夏は晴れて暑く、冬は非常に寒くなる。
と、いうこと。
過去の天気予報を見てると-10℃が普通の予報だった。
面白い………
前回最北端に行ったのだから今年は最東端で″初日の出″を見ようじゃないか。
結局″初日の出″が行く理由になり計画が進行した。
装備は宗谷のまんま。
タイヤもスパイクのピンを新しく交換しようと思っていたが、ルートの大半がアスファルトで構成されていたので、そのまま行くことにした。

ルートは三つ用意し
。
天候がどんなに変化しても挑むことができるように。
ルートA
札幌→北見(電車)→屈斜路湖→標茶→浜中→根室
ルートB
札幌→襟裳岬→釧路→根室
ルートC
札幌→帯広(電車)→釧路→根室
雪が出来るだけ降らない地域を選んだり行きたい場所をプロットして組んだ。
1日に進める距離というのは夏だと200km近く走れるが、冬だと日没が早まる関係上 良くて100km。
美深や旭川や名寄の積雪レベルだと雪の抵抗も大きいので50-80kmが現実的な走行距離だ。
それを考えながらルートと補給地を設定していくのがこれまた大変……
結局出発前日まで決められず、ルーレットで決めて帯広までの特急券を取ることになる。
(天気はどこも変わらなかった)
帯広からどちらにするかは未定。
かなりグダクダなまま出発したのだった。