夜は風が強くテントがかなり揺れた
ちゃんとペグ指しておいてよかった~
5日目の朝はくもり

風は止んでいたが、寒い
この旅初の長ズボンを着用する
昨日は浜頓別で寝る予定だったが、今日寝た場所は猿払
おおよそ30km手前だ
なのでいつもより早い5時に仕度をする
隣のライダーさんも一緒に起きてきて
雑談をしながら荷物を積み込んだ。
出発前にライダーさんに写真を撮ってもらった
一緒にとれば良かったなあ~
ライダーさんとさよならして出発
最初に見たのはキャンプ場の目の前にある
インディギガルカ号遭難者慰霊碑

これはカムチャッカ半島から政治犯をソ連本土に運ぶための船で航路の途中に座礁してしまったらしい。(wikiより)
遭難か……気の毒に……
オホーツク側はロシアとの接触が多いのな~と思いながら走る。
直線道路を進んでいると先程のライダーさんがヤエーをしながら抜き去っていく。
グー( ´∀`)」
「ありがとう!元気になれるよ!」
この辺りの道は「直線→カーブ→直線」の順に作られている
草原と海は濃霧で見れないが波の音だけ聞こえる
6時半を過ぎると濃霧は晴れ牧場地帯が顔を出す
例えるなら「牧場の朝ヨーグルト」のパッケージデザインみたいな感じ
THE 北海道だ
7時半に浜頓別に到着
猿払以来のセコマが見える
「今走ってきた30km補給地帯が無いのかよ……」
恐るべし田舎

セコマで朝飯を済ましてから、しばらく走ると
オトンルイみたいに連なる風力発電設備(北海道一周動画part2のオープニング地)
やっぱり迫力あるなあ~
そこを過ぎると
砂金を掘る像だったりトーテムだったり
個性的な看板が出てくる。

しかしどれも「この先10km」
内陸側に10km……
車ならまだ行けるけど
自転車だと辛いな……
「惜しいが、また今度だな」
今度は内陸部旅行で行こう
うまく言い訳をして自分を説得する
その先には久々のトンネルがあった
トンネルなんて小平町前のトンネル以来だ!
久しぶりのトンネルで少し興奮したが、結局はトンネル。
トラックやバスが怖い。
距離は長かったが下り坂のトンネルで良かった
トンネルを抜けると「カント」が見えてきたので写真をパシャリ。

神威岬公園の看板も出てきたので入ってみることにする。
「こっちにも神威岬があるんだ~」と
思いながら休んでいると、オトンルイで会ったチャリダーがやって来る

進む方向も同じなので一緒に走ってもらうことになった
彼は私よりおそらく5~10才上
しかし彼は速い。
さすがバイクパッキング装備だ。
枝幸の道の駅で休憩
気温も上がり辛いものだ
物産展でお土産を買う。

この道の駅の名前は「マリーンランド岡島」
岡島?だれ?
ここから先は「なぜ岡島なのか」頭から離れず最後まで考えていた。
岡島という島があったか、岡島という人がいたか、色々考えながら走った。
枝幸を過ぎた辺りのセコマでチャリダーとライダー(カブ)に出会う。
彼らは道東側から北上してきた旅人たち達
昼飯を食べながら情報交換
二人とも楽しそうな旅をしていた
ゴメ島とか言う島を左に見ながら進み
マリーンランド岡島で手にいれた鮭トバをしゃぶる
気づくと今日の目的地の日ノ出町に到着
明日は大荒れの天気になるらしい
一緒にいるチャリダーさんの案で紋別に宿を取ることにした
あー贅沢しちゃう……

とりあえず、今日は隣接しているホテルの温泉に入ってランドリーを回そう。

左が宗谷側
温泉はとても広くて気持ち良かった露天風呂からの景色が綺麗!

明日の天気図を見ながら5日目は終了!